今回はLIMITEST(リミテスト)のホエイペプチドをご紹介させていただきます。
LIMITESTのホエイペプチドは、
- ホエイペプチド
- ホエイペプチド for BodyBuilding
上記の2種類がありますが、今回は「ホエイペプチド」のレビューとなります。
「ホエイペプチドって聞いたことあるけど一体何なの?」というトレーニーさんにもわかりやすく解説。
130種類以上のサプリ(プロテイン含む)を飲んでいるわたくしkuy(カイ)がレビューしていきます。

ホエイペプチドの効果や飲み方、おすすめ商品まですべてが理解できる記事も書いています。






- 筋トレ歴9年の会社員
- BIG3…220kg→497.5kg
- 22箇所のジム利用経験あり
LIMITESTホエイペプチドのレビュー


LIMITEST(リミテスト)のホエイペプチドが届きました。





「スプーン入ってます」や、切り取り線の説明文の表記に丁寧さと優しさを感じます。
開封します。


袋に対してかなり上のほうまで入っていて、ムダのない設計。
スプーンはすぐに見つかりました。
粉は無臭。しっとり系でプロテインっぽい感じですが、細かさを感じます。


”1食分につき付属スプーン2杯(約25g)を目安に100ccの水または牛乳などに溶かしてお飲みください。”





それでは飲んでいきます!
「スプーン2杯=約25g」は正しいのか実測検証


実際に飲む前に、スプーン1杯の量が正しいのか検証しておきましょう。
スプーン2杯(約25g)ということは、すりきり1杯で12gか13gなら大丈夫です。


10gだったので、少し足りません。
13gで合わせてみました。


横から見るとこんな感じ。





この盛り加減を参考にすくってみてください。
溶け具合・泡立ち・味レビュー


「水100mlだと少なくてダマになるのでは?」と心配なほどですが、普通に溶けました。
少し泡立っていますが、ダマはありません。


フタを開けると、しゅわしゅわと泡の音がします。


プレーンのプロテインの香りを感じます。
飲んでみると、味もプレーンのプロテインみたい。



水が少なく、濃さが出て飲みにくいかも…。
でも思ったより苦味がなくて、プレーンのプロテインを飲み慣れている人なら問題なく飲めると思います。※何度も飲んでいるうちに抵抗なく飲めるようになりました。
サラッとしているため、お腹にも溜まりません。


グリコ『CCD』とグロング『BCAA』を混ぜて飲みやすさアップ


飲みやすくするために、グリコ『CCD』と、グロング『BCAA オレンジ味』を混ぜて飲んでみました。
ホエイペプチドにグリコ『CCD』を混ぜて飲むと、乳酸菌飲料のような味に。


- グリコ『CCD」→糖質
- グロング『BCAA』→アミノ酸3種類
成分的にもオススメの組み合わせです。



単独で飲むより、機能と味をプラスするように飲むことで、飲みにくさを解消できました。




トレーニング時の体感・効果


実際にトレーニング時に飲んでみました。



ホエイペプチド単独で飲むこともあれば、前述のように混ぜて飲むこともあります。
混ぜて飲む場合には、トレーニング前から少しずつ飲むことが多くなります。
トレーニング後半に飲む場合には単独で飲むことが多いです。
飲んだ体感としては、大きな変化は感じないけど、疲労やスタミナに影響はあるかもしれないという程度。
期待も大きいのでプラシーボ効果の可能性もあります。
感じ方には個人差もあり、まったく感じない人もいるでしょう。
プロテインを飲んで、すぐに効果を感じる人がいないのと同じだと思います。
どちらかというと即効性というよりは長期的に効果を体感するタイプのサプリです。
LIMITESTホエイペプチドの口コミ


LIMITESTホエイペプチドの口コミをSNS・公式サイトから集めました。
- タンパク質含有量が93.2%と非常に高いのが魅力的
- 苦味がなく飲みやすい
- 人工甘味料が使用されていない
- コスパ最強
- サッパリしてておいしい
- とても溶けやすく泡立ちもないので飲みやすい
- まずい
- 何かと混ぜないと厳しい
- 体感WPIと変わらない
- すごく苦くて独特な香り


LIMITESTホエイペプチドの栄養成分


実際に買わないと入っている成分とか内容量が不明瞭のプロテインやサプリって存在するんですよね。
栄養成分は以下の通りです。
原材料名 | ホエイたんぱく質分解物(乳成分を含む)/ヒマワリレシチン |
原産国 | アメリカ合衆国 |
製造工場 | 日本 |
栄養成分 | 1食分25gあたり |
エネルギー | 98kcal |
たんぱく質 | 22.3g |
脂質 | 0.3g |
炭水化物 | 0.6g |
食塩相当量 | 0.1g |
- 人工甘味料
- 砂糖
- 保存料
- 香料
- 着色料
これらは無添加ですが、乳化剤としてヒマワリレシチンというものが入っているため調べてみました。
レシチンは一般食材に含まれている成分のため非常に安全性が高く、副作用や健康を害する問題などの報告はありません。また医薬品との同時使用でも相互の作用に問題報告はありません。
ヒマワリの種から抽出されるヒマワリレシチンは、植物と動物の両方に含まれる天然の脂肪物質です。
このように安全性が確認された天然の食品なので安心して飲むことができますね。
頻繁に飲むものなので添加物を気にする人は増えてると思います。



添加物としてはこのヒマワリレシチンだけなので、かなり少ない部類に入るでしょう。
ホエイペプチドとは?


ホエイペプチドとはホエイプロテインを酵素分解したもので、さらに分解されるとアミノ酸になります。
ホエイプロテイン→ホエイペプチド→アミノ酸



すでにプロテインが分解されているため、消化吸収が速いのが特徴です。
その中でもアミノ酸が2個の「ジペプチド」と3個の「トリペプチド」はアミノ酸に匹敵するほどの吸収速度。


「低分子ペプチド」と呼ばれるものは、この「ジペプチド」「トリペプチド」が多く含まれるためオススメです。
ホエイプロテインとの違い


アミノ酸が1つのものはアミノ酸、2個以上がペプチド、50個程度より多く結合したものがタンパク質(=プロテイン)です。※長さで決まるため、「〇個」と決まっていません。
50個程度以上が結合したアミノ酸を細かく分解したものがペプチドとなるため、吸収速度が速いです。


ホエイプロテインの吸収時間が1~3時間程度に対し、ホエイペプチドの場合は30~60分程度。


消化による身体への負担も軽減されるため、ホエイプロテインの上位互換と言えるのがホエイペプチド。
その分コストが掛かるため、プロテインとうまく使い分けてコスパ良く利用する工夫をしましょう。



吸収時間を逆算して計画的に飲み分けることもオススメです。
BCAA、EAAとの違い


BCAAはバリン、ロイシン、イソロイシンの3種類のみ。
EAAは必須アミノ酸の9種類のみ。
ホエイペプチドはタンパク質を構成するアミノ酸20種類がすべて摂れます。



BCAA・EAAには入っていない「非必須アミノ酸11種類」が入っているのが大きな違い。
※「必須」とは、「体内で作られない」という意味で、摂取する必要があるということ。「非必須」とは、「不要」という意味ではなく、「体内で作られる」という意味です。
つまりすべて必要な成分であり、ホエイペプチドはすべて網羅しているということです。
吸収速度はややBCAA・EAAのほうがやや速いですが、「低分子ペプチド」であれば、ほとんど変わらないとも言われています。
価格の差はBCAAが最も安く、次にホエイペプチド、EAAの順になります。


ホエイペプチドはどんな人におすすめ?


ホエイペプチドは以下のような人におすすめです。
- 吸収スピードを重視したい人
- EAA・BCAAでは成分的に物足りない
- ハードなトレーニングをしている人
- リカバリー(回復)を重視した中級~上級者
- 減量中でも筋分解を抑えたい人



スッキリしていてお腹には溜まらないので、「置き換えダイエット」には不向きです。


LIMITESTさんにホエイペプチドについて問い合わせしてみた


LIMITESTさんに、ホエイペプチドに関して気になるところを質問してみました。
「ホエイペプチド」と「ホエイペプチドfor BodyBuilding」の違いは?
【問い合わせ内容】「ホエイペプチド」と「ホエイペプチドfor BodyBuilding」の違いがイマイチわかりません。
【回答】以下のような違いがございます。いずれも、タンパク質よりも分子量が細かいという点を前提としてご認識ください。
【ホエイペプチドfor BodyBuilding】
ホエイペプチドよりも分子量が細かく、吸収速度が速いのが特徴です。ただし、苦味が強く飲みにくい場合がございます。
【ホエイペプチド】
ホエイペプチドfor BodyBuildingに比べて分子量がやや大きく、吸収速度は遅くなりますが、すっきりとした飲みやすさがあります。
BCAAを多く配合している?
【問い合わせ内容】「WPIから製造したホエイペプチドでBCAAを多く含み」とありますが、具体的にBCAAを多く配合するように作られているのでしょうか?
【回答】通常、ホエイ原料には「乳糖」という成分が入っております。
乳糖とタンパク質を分離製造した原料が「WPI」と言われております。
分離することによりタンパク含有量があがり必然とアミノ酸量が増加することとなります。
そのため、多く配合している訳ではなく自ずとアミノ酸量が増加(BCAA以外も)することとなります。
※タンパク含有量=アミノ酸量
「ホエイペプチド」の平均分子量は?
【問い合わせ内容】「ホエイペプチドfor BodyBuilding」は平均分子量400Da(ダルトン)以下となっておりますが、「ホエイペプチド」に関しては平均分子量はどれくらいでしょうか。
【回答】ジ・トリペプチドの高含有量を謳っているホエイペプチドと比べると、加水分解の度合いは少し低い可能性が御座いますが、苦味により敬遠されがちなペプチド製品を幅広い層にアプローチできる商品であると考えております。
分子量としましては検査方法により異なりますが6,000以上程度となります。
ホエイペプチドに期待できる効果は?プロテインやEAA、BCAAとの違いは?
【問い合わせ内容】また、ホエイペプチドとはそもそもどのような効果が期待できるのでしょうか。
プロテインやEAA、BCAAとの違いも知りたいです。
【回答】一番大きな点としましては体内における吸収力の速さが言われます。
吸収力が早いと言うことは体内での分解工程が少ないとなるので、負担も軽くなります。
分子構造の話になりますが、分子の大きさで呼び名が変わります。
【分子大きい】
WPCプロテイン(タンパク質)
↓
WPIプロテイン(タンパク質)
↓
ホエイペプチド(タンパク質)
↓
アミノ酸
・BCAA(必須アミノ酸:バリン、ロイシン、イソロイシン)
・EAA(必須アミノ酸:9種類)
【分子小さい】
必須アミノ酸とは体内で生成出来ない栄養素
BCAAは必須アミノ酸の中の3種類(バリン、ロイシン、イソロイシン)の総称です。
EAAは必須アミノ酸の全9種類(ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、トリプトファン、バリン)の総称となります。
人の体は構造的にアミノ酸まで分解されないと体内に吸収はされないようになっております。そのためプロテインを摂取しても体内でアミノ酸まで分解し吸収となります。
様々な製品が出ておりますが、体内ではなく原料で分解することにより体内の負担を軽くするメリットがありますが、デメリットとして単価が上がることと、分子が小さくなると苦みが増すため、そのままだと飲みづらくなります。
LIMITESTホエイペプチドは安くて飲みやすい!


LIMITESTホエイペプチドのレビューでした。
平均分子量が6,000Da程度以上ということで、低分子ペプチドには該当しません。
しかし、ホエイプロテイン(WPI)を分解したもので、吸収速度はプロテインより遥かに上。



安くて飲みやすいホエイペプチドを試してみたい!という方にはオススメの商品です。


大容量3kgもあります。


他にもホエイペプチドのすべてをまとめた記事がありますので、気になる方はこちらからチェックしてみてください。


最後までお読みいただきありがとうございました。
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