こんにちは!筋トレ歴約7年のkuyです!今回は筋トレに使用するトレーニングギアについてお伝えしたいと思います。
- 筋トレで伸び悩んでいる
- ケガをせずに重量を伸ばしたい
- 何から揃えたらいいか分からない
- どんな補助具があるのか知りたい
このような悩みを持つ筋トレ初心者~中級者向けの内容となっています。画像付きレビューもございますので、ぜひ最後までご覧ください!

プロテインに関する記事はこちらからどうぞ!
トレーニングギアって何?役割は?

そもそもトレーニングギアって何?
という方のために説明すると、トレーニング中に使用する補助具のことです。トレーニングベルトやリストラップ、ニースリーブやパワーグリップなどが当てはまります。
トレーニングギアの主な役割としては、
- 正しい軌道に調整
- 関節の保護
- なるべく狙った部位のみに負荷をかけることができる
その結果、筋トレの効率をあげることができます。
反対にトレーニングギアを使用しないとどうなるかというと、
- 正しい軌道で鍛えられない
- ケガのリスクが上がる
- 狙った部分よりも補助筋が先に疲れて存分に鍛えられない
などが挙げられます。筋トレに慣れていない初心者さんにとって、必須のアイテムと言えるのです。
トレーニングギアはどんな種類があるの?
では、トレーニングギアにはどんな種類があるでしょうか?
- トレーニンググローブ
- トレーニングベルト(リフティングベルト)
- エルボースリーブ
- ニースリーブ
- リストラップ
- リストストラップ
- パワーグリップ
- リフティングシューズ
- マウスピース
- ディッピングベルト
- アングレス90
など他にもたくさんの種類があります。赤字のものは私が使用したことがあるものです。

使用したことのあるトレーニングギアのみ紹介していきます。
①トレーニンググローブ
ジムに行くとトレーニンググローブを着けている人は多く見かけますよね。
わたしが感じたメリットは、
- 滑り止め効果
- マメ防止
- モノによってはリストラップに近い手首関節の保護効果がある
- ちょっとレベルアップしたトレーニー感が出る(笑)
ちなみに手首関節保護のグローブはこんな感じです。


グローブとリストラップを別で揃えるのが面倒な方にオススメです。

ちなみに私は現在グローブを使用していません。
その理由をメリットに対して説明します。
- 滑り止め効果
→滑るのは諦める or リストストラップを使用して補っている - マメ防止
→マメはできてこそトレーニー!と思ってきた(※実際そんなことはありません) - モノによってはリストラップに近い手首関節の保護効果がある
→リストラップを単体で使用している - ちょっとレベルアップしたトレーニー感が出る(笑)
→邪道です(笑)というか他のグッズでも感じるのでここでは不要です。
そしてもう1つ使用しない理由として、ベンチプレスをした時に多少のクッション性で弾みがつき、チートに感じてしまったことが挙げられます。
チートとは「反動を使うこと」、また場合によっては「ズルをしている」というような意味で使われます。必ずしもマイナスな使い方をするわけではなく、むしろ中級者以上のテクニックとして取り入れられています。
例えば、これで「ベンチプレス100kg挙がった!」と言っても、素手だったら挙がるかわからないと思い至ったわけです。

素手でもう一回試したらいいのでは?
こう思うかもしれませんが、ギリギリの記録に挑戦しているわけですから、その日にもう一度挙げるのは絶対と言っていいほど不可能なのです。
他のギアを揃えるのであれば不要、揃えないのであればあってもいいかな、と思います。
トレーニンググローブについて、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
②トレーニングベルト(リフティングベルト)

次にトレーニングベルトのご紹介です。

リフティングベルトとも呼ばれているよ!
ジムに行ったら必ず一人は着けてますよね。基本的に「もうこれ以上きつくできないよ!」というところまで締め付けて使用します。
そしてトレーニングを始める時に息を大きく吸い込み、お腹の上のみぞおちの辺りが膨らむように力を入れます。

そうすることで背骨、腹筋、背筋を保護して力を発揮できます。
上級者は締め付け具合や締める位置を微妙に変えて調整しています。
ではトレーニングベルトのメリットです。
- 正しいフォームに補正され、ケガ防止になる
- 腹圧をかけやすくする効果がある
- ちょっとレベルアップしたトレーニー感が出る(笑)
もちろんデメリットもあります。
- 値段が手頃じゃない
- 固い物を選ぶと効果は高まるが、馴染むまで痛い
筋トレ初心者~上級者まで絶対にあった方が良いアイテムです。最初から本格的なトレーニングベルトを揃えるのであれば、SBDのベルトがおすすめです。
通っているジムで試着したことがありますが、外す時の「カチャッ」という音、動作がカッコよく、さらに上級トレーニー感が出ます(笑)
もしくはもう少し手頃なゴールドジムのトレーニングベルトであれば間違いありません。

トレーニングベルトについて、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
③エルボースリーブ

次にエルボースリーブです。

簡単に説明すると、肘関節を保護するサポーターのようなものです。
ただし、日常生活で使用するサポーターとは異なり柔軟性が低いです。主にベンチプレスやショルダープレスなどのプレス系の種目で、肘に大きな負担が掛かる種目で使用します。
エルボースリーブのメリット
肘関節を締め付けることで関節のブレを抑えてくれます。ブレを抑えるということは関節が守られ、動作の軌道が安定し、力が発揮しやすくなるということです。
扱う重量が重くなってきたり、肘に違和感が出はじめたら購入を検討しましょう。ちなみにニースリーブとは異なり、左右の区別なく使用できます。
オススメはやはりSBDですが、口コミを見て良さそうなら他のものでも良いと思います。
エルボースリーブのデメリット

デメリットはないの?
私が考えるデメリットは以下4点です。
- 体型変化により買い替え or 二個持ちが必要な場合がある
- 高価ではないが安価でもない
- 忘れてしまうと不安になる
- フォームが乱れてしまう可能性がある
では、1つずつ説明していきます。
①体型変化により買い替え or 二個持ちが必要な場合がある
大会に出場するような方は、体重の変動が大きい方もいらっしゃるかと思います。
そうするとフィット感が変わり、効果が薄くなり、場合によっては買い替えやサイズ違いでもう一つ購入するなども検討が必要になります。
②高価ではないが安価でもない
そこまで安い物ではないので、簡単に買い替えができないという点もデメリットです。
③忘れてしまうと不安になる
もしエルボースリーブを持参するのを忘れてしまうと、ベンチプレスやショルダープレスなどで高重量を扱う時に、肘に痛みが出ないか不安になります。
④フォームが乱れてしまう可能性がある
さらに、エルボースリーブに依存してしまい、フォームが雑になる可能性があります。
例えば今まで肘に痛みが出ていて、エルボースリーブを使用することで改善されたとします。
すごいもので、多少フォームが崩れても痛みが発症しないことが多いです。
これはこれで良いことでもありますが、先程申し上げた通り、持って来るのを忘れてしまったらどうなるでしょう…。
本来扱えていた重量すらも扱えない状態になってしまうどころか、思わぬケガをしてしまうかもしれません。
あくまでも補助具として使用すべきであり、フォームや重量設定などの基本的なことは疎かにしてはいけません。
以上を踏まえた上で、うまく利用していきましょう。
エルボースリーブのサイズ感【サイズ表あり】
タンクトップを着てエルボースリーブ装着すれば見た目は一気に上級トレーニーですよ(笑)


「形から入る」はアリ!
SBDエルボースリーブのサイズ一覧はこちらをご覧ください。

私の腕を伸ばした時の太さは購入時点で前腕32.5cm、上腕32cmと、前腕の方が若干太いです。サイズ表に照らし合わせてMサイズを購入しました。
しかし装着すると上腕部はまだ余裕がありそうなのでサイズは間違っていなかったかなと思います。
買うときの参考になれば嬉しいです^^
エルボースリーブについて、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
④ニースリーブ

続いてニースリーブをご紹介します。

簡単に説明すると、膝関節を保護するサポーターのようなものです。
こちらもエルボースリーブ同様、日常生活で使用するサポーターとは異なり柔軟性が低いです。主にスクワットなどの膝に大きな負担が掛かる種目で使用します。
ニースリーブのメリット
基本的にはエルボースリーブと同じ効果があります。私はスクワットをする時に膝が痛かったのですが、ニースリーブを着けてみたら嘘のように痛みがなくなりました。
そしてしゃがんだ時に若干ニースリーブ同士が重なり、弾んでくれるのです。これによって重量も上がったように思います。

ベンチプレスではチートっぽくて嫌って言ってなかった?
こう思った方は鋭いです。実はニースリーブは、SBDなどのIPF公認のものであればパワーリフティング大会でも使用が認められているんです。
私の考えだと、「公式試合のルールで挙がればOK」なので、この場合のチートはポジティブな使用理由となるわけです。
ニースリーブに関しては、もっと早い段階で購入しておけば良かったと思っています。もっと早く出会っていたら伸びも変わっていたことでしょう。

筋トレ初心者さんこそ使うべし。
ニースリーブのデメリット
ニースリーブのデメリットは、エルボースリーブとほとんど同じです。
- 体型変化により買い替え or 二個持ちが必要な場合がある
- 高価ではないが安価でもない
- 忘れてしまうと不安になる
- フォームが乱れてしまう可能性がある
- エルボースリーブとは異なり、左右が共通ではない
上の4点はエルボースリーブと同じ内容なので、そちらをご覧ください。赤字の部分は、ニースリーブのみのデメリットです。

装着時は左右を間違えないように注意しましょう。
ニースリーブのサイズ感【サイズ表あり】
こちらがニースリーブを装着した写真です。

SBDニースリーブのサイズ一覧はこちらをご覧ください。

私の脚を伸ばした時の太さは購入時点でふくらはぎ41cm、膝関節41cm、太もも49cmで、2XLを購入し、満足しています。
こちらもまた参考になれば嬉しいです。
ニースリーブについて、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
⑤リストラップ

お次はリストラップです。「リストストラップ」と名前が似ていますが別物です。リストラップは、手首を保護してくれるトレーニングギアです。
ベンチプレスやショルダープレス、スクワット、アームカールなどで手首が痛くなってしまったことはありませんか?

手首の関節をしっかりと締め付けることで、関節のブレ防止になります。
また、痛みを感じたことがない方でも、リストラップを使用することで手首への負担が軽減され、鍛えたい部位を集中して追い込めるというメリットがあります。
例えばベンチプレスで「胸はまだイケるけど手首のせいでもう無理」という現象がなくなります。筋トレを続けていけば使用必至となりますので早いうちに準備しましょう!
長さは、迷ったら60cmを選びましょう。リストラップもSBDのものを使用しています。
フレキシブルとスティッフという2種類がありますが、スティッフだとすごく固いものになってしまいますので、フレキシブルでは物足りないと感じたら購入を検討してみて下さい。
また他の安いメーカーのものでも十分使えるはずです。よく見かける人気の商品リンクを貼っておきます。

リストラップについて、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
⑥リストストラップ
次にリストストラップです。
後述のパワーグリップと同じような役割がありますが、安価なこと・補助力がより強いことという点ではリストストラップの方が上です。
デメリットとしては、巻き付けるのに時間が掛かったり、うまくフィットしない時があるという点です。
役割ですが、リストストラップはリストラップと違い、関節を保護するのではなく、握力の補助として使用します。
プル系の種目、つまり背中の種目で大活躍してくれます。懸垂やデッドリフトで握力が先に限界となりますよね。これは誰しも起こるものだと思います。
わたし自身もしばらくは素手で行なっていたのですが、もっと早く使っていれば良かったというものの一つです。

ほとんど握らなくていいため、背中の狙った部位をとことん追い込めます。

リストストラップについて、もっと詳しく知りたいという方はこちらの記事をご覧ください!
⑦パワーグリップ
最後にパワーグリップです。リストストラップと同じ握力補助のトレーニングギアです。
リストストラップと比較すると、使用するときに簡単に巻けるというのが魅力です。
デメリットは以下のとおりです。
- 高価な物が多い
- 比較的補助力が劣る
- 手汗で滑ることがある
- モノによっては金具が手首に食い込んで痛い
補助力が劣ると言っても、ほとんど賄えると思います。

20kgのダンベルですが、握らずに浮いているのがわかりますよね。(※トレーニングの際は握ってください。手首を痛める原因になります。)
バーやダンベルは滑らずに握れますが、手で持つ側が手汗で滑ることがありますので、手をよく拭いて使用することをオススメします。
わたしは、もともと使っていたパワーグリップは金具が手首に食い込んで痛みがストレスで使用をやめ、リストストラップのみを使用していました。新しいパワーグリップを購入してからは、種目によって使い分けています。
上級者でもリストストラップは使わずにパワーグリップのみの方もいらっしゃるので、価格と使用感などの好みによると思います。

両方を種目によって使い分けるのも◎!
VERSA社のバーサグリップがオススメです。バーサグリップはゴールドジムのものよりデザイン豊富で、値段もほぼ同じなのでゴールドジム製品は敷居が高いと感じている方にピッタリです。
クラシックとプロがありますが、プロの方が素材がしっかりしていてホールド力も高く、さらに持ちも良いようなので迷わずプロを選びましょう。ゴールドジム製品とサイズが異なるので購入の際にはご注意下さい。

トレーニングの王道ゴールドジムのパワーグリップもオススメです。ちなみにゴールドジムのパワーグリップも、VERSA社が製造しています。
こちらもVEARSAと同様にクラシックとプロがありますが、迷わずプロを選びましょう。

パワーグリップについて、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
番外編:アングレス90とは?
最後にアングレス90(Angles90)というアイテムをご紹介させていただきます。

このアイテムは背中をより強化できるアイテムです。小さく軽いので持ち運びにも便利です。
- 可動範囲を広くできることで筋力アップが加速
- 自由な軌道でケガ防止になる
- 握りやすいのでパワーグリップ等の握力補助も不要
わたしもまだ使用経験が無いのですが、置いてあるジムも増えてきているようです。もしあったらぜひ使ってみてください。
おそらく類似品もありますが使用に問題はなさそうです。お財布にもやさしいので興味のある方はこちらも要チェックです。

まとめ:トレーニングギアは初心者のうちから早く揃えた方が良い
さて、ざっとご紹介させていただきましたが、共通して言えることは、早く揃えた方が良いということ。自己投資として必ず自分に返ってきます。
今回ご紹介したトレーニングギアを使用することで正しいフォームが身についたり、パワーアップが加速するでしょう。
すべてを揃える必要はありませんが、自分で必要だと感じたものや、誰かに借りてみて「これは良い!」と思ってからでも大丈夫です。

形から入りたいんや~!
という熱い方は全部揃えるのも大いにアリです。なんにせよ使ってみて「合わないなぁ~」と感じることはゼロではありません。同じように見えてもメーカーや素材の差で、使ってみないとわからないのです。
その使用経験、使用感もトレーニーとしての経験値を上げてくれます。ボディメイク、パワーアップのために自己投資していきましょう。
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